「あなたが、花束」という真っ直ぐで、あたたかいメッセージが込められた『花束』。監督の藤代雄一朗とともにミュージックビデオの企画／制作を担当しました。アイデアを出し合う中で、「本物に叶うものはないのでは」という結論に達し、「街中で、今一番花束をあげたい人を聞いて、実際に渡しに行く様子を追いかける」という企画の骨子が決定。本当にできるのか、どんな出来事が起こるのか、など自分たちでも想像がつかない中、とにかく街に繰り出し、声をかけ、きっかけを探し続ける。結果的に、シンプルかつ強固な入り口を設定して走り続けたことで、つくり手の想像も超える、リアルとドラマの詰まった映像が完成しました。